今日の本「アイシテル」

ドラマは見てないんですが、周りから話の内容を聞いてちょっと気になっていたので手にとってみました。
 泣 い た 。
なんか重いですね…。被害者側の家族である姉の気持ちがちょっとわかります。私にも弟が居て、同じように子供の頃に「母は弟ばかりを可愛がってる」と思っていた時期がありましたから。加害者側の母親の「おむつがなかなかとれなくて部屋にもらしたおしっこをそれでも笑ってふいてあげた(中略)自転車だって私がずっと後ろを支えて一緒に走って一緒に転んで一人でまっすぐ進んだとき二人で歓声をあげたわ(中略)人まかせになんかしなかった 全部私がひとつひとつつみあげていった そのときだれがほめてくれた?」という独白もズシンときたかな…。確かにこういうとき子供のことは褒めるけど母親のことは褒めたりしないものね。
子育てに正解はない、とは言いますが、やはり色々考えますね。私が親に対して秘密をもったのはいつからだっただろう。
同じように子供が出てくる作品なのに、昨日読んだフラットとのこの話のギャップ…。でも身近に子供がいる方(自分の子供でも、甥や姪でも、友達の子供でも)は一度読んでみて欲しい作品です。